葛尾村 これからもよろしくね

移住歴約2ヶ月

北海道帯広市より移住

立石 剛大 さん

いつか住んでみたいと思っていた葛尾で、 やりたいと思っていた畜産農家へ。 ちょっとずつ、目標に近づいてきた。

3年後の独立を目標に、勉強中。

「葛尾村で畜産農家をやりたい」という目標をもち、2022年4月に移住してきた立石さん。今は地域おこし協力隊として、村の畜産農家さんのもとで修行を積んでいます。目標は、協力隊の任期が終わる3年後に独立すること。農地の確保や資金調達など課題はあれど、立石さんの想いはぶれません。葛尾で暮らし始めて2ヶ月ちょっと、目標にむかってスタートをきった若手畜産農家の今とこれからをお届けします!

葛尾のために、僕ができること。
それが畜産農家なのかなって。

「葛尾に住んで、自分の牧場を持ちたい」これが、今の目標です。葛尾にね、親戚がいたんですよ。幼稚園のときくらいからかな〜…年1回、実家がある埼玉から遊びに来ていて。だから思い入れがあるっていうか、なんか好きなんですよね、葛尾。この気持ちいい風とか、気温とか、においとか。畜産業を志す前から、いつかは葛尾に住みたいって思ってました。遊びに通ってたころから、そんなふうに思ってた気がする。



畜産農家になりたいって思ったのは、中学3年生の時。理由は…もうはっきりとは覚えてないですね(笑)。高校から本格的に畜産・酪農について学び始めて、葛尾に移住する前は北海道にある帯広畜産大学に通っていました。「畜産やるなら、北海道の方がいいんじゃないの?」って言われるんですけど、僕は葛尾がいいんです。ま、北海道の方が畜産業盛んだし、条件的にもその方がいいんだろうけど。「葛尾のためにできることをしたい」っていうのが、根本にはありますね。そのための手段が、畜産。



なんで葛尾にこだわるのかって…それも漠然とした理由だけど、葛尾が好きだからやってるって感じかな(笑)。

やっぱ、葛尾いいな〜。
畜産の勉強も、暮らしも、頑張っています。

今は、地域おこし協力隊の制度を活用して、葛尾で畜産業を営んでいる株式会社牛屋さんで研修させてもらっています。実は大学生のときにも一度研修させてもらったことがあって。ちょうど葛尾で地域おこし協力隊の募集が出ているのを知って応募しました。大学を卒業して2022年4月に移住してきたから、まだ2ヶ月ちょっとかな。協力隊の任期は最大3年で、3年後に独立できるように準備しているところです。



牛屋では黒毛和牛と羊を飼育していて、自分も手伝いながら勉強させてもらっています。牛をせりに連れていくこともあるし、羊の屠畜前に毛刈りをしたり、加工現場に入らせてもらったり。葛尾の気候にあった飼育方法ってどんなものなのか、独立するために必要な農地や資金をどうやって調達するのか、牛屋の代表を務める吉田さんや、役場の職員さん、地域の人たちに相談したり、アドバイスをもらったりしています。



ずっと葛尾に住みたいって思ってたから、それが叶って、やりたいことにまた一歩近づけましたね。親戚の家を借りて一人暮らししていて、特に早朝と夕方は自然の感じが気持ちいいっすよ。「やっぱ、葛尾いいなあ〜」って(笑)。料理っていうような立派なもんじゃないけど、自炊もしてます。

葛尾で少しずつ、活動の幅を広げていけたら。

僕は、葛尾で畜産農家として暮らしていきたいっていう想いは変わらないから、あとはそれを実現するためにどうすればいいのか、その計画を立てているところです。ちなみに今借りている親戚の家では、もともと牛を飼ってたみたい。だから牛舎もあって、けっこう敷地も広いんです。葛尾に僕が住んで畜産業をやり続けることが、村のためになってくれたらいいなって思います。



ゆくゆくは、イベントがあったときに出店したり、ふるさと納税の返礼品に出してみたり、活動をちょっとずつ広げていきたいですね。まあ、まだ移住して2ヶ月だから、まずは独立という目標を実現できるように、じっくり準備していこうと思います。

[2022年7月取材]

こんにちは名言

なんで葛尾にこだわるかって…漠然とした理由だけど、葛尾が好きなんだよな。
この気持ちいい風とか、気温とか、においとか。

https://yoroshiku.konnichiwa-katsurao.jp/interview/interview4.html
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