葛尾村 これからもよろしくね

移住歴約1年

秋田県大仙市より移住

茂木 若菜 さん

楽しみは、自分でつくる。 自分が思った以上に、 村の暮らしが合っているみたい!

初・葛尾、初・一人暮らし。

郡山女子短期大学を卒業後、葛尾むらづくり公社に入社し、2021年4月から葛尾村に移住。初めての土地、初めての一人暮らしに不安を抱きながらも、野菜を育てたり、料理にはまったり、星空観察をしたり、おじいちゃんとお茶飲みをしたりと、葛尾村の暮らしを満喫中!仕事は、物産展関係を担当。「葛尾村復興交流館あぜりあ」の物販スペースで村の特産品を販売したり、在庫管理をしたり、村外の物産展で葛尾村のPRをしたり。「ちょっとずつ仕事に慣れてきて、いろんな人に葛尾村を知ってもらえてうれしいです」と茂木さん。移住してまだ1年経っていないけど、やりたいことがむくむくと膨らんできて…!?茂木さんのリアルな葛尾暮らしにせまります!

初めて来たときは、
思ったよりも田舎だなあって(笑)

実はわたし、一度も葛尾村には来たことなくて。初めて村に来たときの印象は、「思ったよりも田舎だなあ〜」って(笑)。大きなスーパーがなくて、びっくりしちゃいました。じゃあなんで、わたしが葛尾村に来たかというと、「地域活動」に興味を持ったんですよね。福島県郡山市にある短大に通っていたとき、わたしのおばあちゃんの家に下宿をしていたんです。そこには地域内外のいろんな人が出入りしていて、みんなが楽しそうに過ごしてるのを見て「いいな」って。

それでわたしも、地域の人とつながりながら、地域を盛り上げるような活動をしてみたいって思ったんです。葛尾村は、行ったことはなかったけど、おばあちゃんの知り合いや短大の先輩がいて安心できるなって。

初めての一人暮らしだったから、それが一番不安だったかなぁ…。でもそんな不安もすぐに消えちゃったくらい、葛尾村の暮らしはすごく自分に合ってたんですよね〜。

葛尾村にも、お母さんがいるんです!

最初は、ちょっと緊張したんです。地元の方をうまく馴染めるかな〜とか、どうやって話そうかな〜って。でも、一緒に働いているたみこさんが、すごく親切にしてくれて。「仕事どうだ〜?」とか、「漬物つけたから食わっせ!」とか、仕事面も生活面も気にかけてくれて、安心しましたね。もう、わたしにとって葛尾村のお母さんのような存在!(笑)

それに、たみこさんのお漬物が、すごくおいしくて!おすそ分けしてもらったり、おうちにお邪魔したときにいただいたりするんですけど、パクパク食べちゃう(笑)。たみこさんに限らず、葛尾村のみなさんお料理も、お野菜をつくるのも上手。夏には、地元のおばあちゃんにお野菜の育て方を教えてもらって、公社の畑で夏野菜を育ててみたんです。
最初は「おー!実った!」って感動するけど、あまりにたくさん穫れるから、だんだん余ってきて…。みんなに「いる?」って聞くけど、みんなも余ってるから「いらない」って(笑)。

冬になってからは、自分で畑はやっていないけど、白菜や大根をいただくことが多いかな。だから毎日のように、鍋料理!お気に入りは、白菜と豚肉のミルフィーユ鍋。葛尾って寒いから、身体があったまるお鍋がさいこ〜なんですよね。

やりたいと思ったことは、言っちゃう!やっちゃう!

田舎って不便じゃない?って思われるかもしれないけど、そんなに不便だと思ってないかな。まあ、たしかにコンビニやスーパーがたくさんあるわけじゃないし、おしゃれなお店が近くにあるわけでもないけど…。でも、自分で野菜を育ててみよう!とか、漬物を漬けてみよう!とか、新しい料理にチャレンジしてみよう!とか、いろんなことに興味を持ってチャレンジできるようになったのは、すごくいいことだなって。都会のようなライフスタイルはできないけど、その分自分で楽しみを見つけたり、楽しみをつくれたりすることが多くなったなと思います。

やっぱり大事なのは、チャンスを待つんじゃなくて、自分から話しかけてみたり、やってみたいと思ったことは「やってみたい!」って言ってみたり。そういう姿勢があると、葛尾村の暮らしがもっと楽しくなるんじゃないかなって。

それに、みんな協力してくれるんです。「これやってみたいんです」って相談したら、「じゃあやるか!」って、後押ししてくれる。だから、葛尾村なら、やりたいことを形にできる気がする!

今ふんわり考えているのは、「民宿」。まだ具体的じゃないけど、みんなが楽しいと思えたり、笑顔になれることをやってみたいという気持ちがあって、「民宿やってみたいな〜」って考え中。まずはわたし自身、葛尾村の文化や歴史をもっと深く知って、いろんな人に葛尾村を知ってもらえるようにがんばります!

[2022年1月取材]

こんにちは名言

「これやってみたいんです」
って相談したら、
「じゃあやるか!」って、
後押ししてくれる。
だから、葛尾村なら、やりたいことを
形にできる気がする!

https://yoroshiku.konnichiwa-katsurao.jp/interview/interview1.html
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